Windows10へのアップグレードとは？

そもそもWindows 10とは？

Windows 10とはMicrosoft社が開発している最新のWindows OSです。
評判の良くなかったWindows 8の使いにくい部分を改善し、Windows 7ユーザーでも利用しやすいインターフェイス（画面構成）になっていると言われています。（詳細は下記リンクよりマイクロソフト社のサイトにてご確認ください）

http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/features

また、このＯＳがWindowsの最終版となり今後はこのようなメジャーアップデートは行わない、とも言われており、Windows 10ユーザーは今使っている機器が壊れるまで、OSを最新版に保つことができる事になります。

これまでのＯＳはサポート期限があり、それ以降はセキュリティアップデートも行われないため、パソコンが壊れなくても使い続ける事が困難となる状況がありました。2014年4月9日、Windows XPのサポート期限が終了し、大勢の人がパソコンを買い替える事になったのは記憶に新しいところです。

今現在シェアの高いWindows 7 も2020年1月14日に最終のサポート期限が切れるので、その折にはXPの時と同じようになることが予想されていました。

Windows 10は無料なの？

Windows 10 ＯＳ自体は有料ですが、現在Windows 7, 8, 8.1を使っている人は無料でアップグレード（2016年7月28日まで予定）できます。これは今までのＯＳとは全く異なる対応です。

そもそも、一般ユーザーにとってＯＳとは「パソコンを購入した時に入っているモノ」でした。新しいＯＳを使いたいと思えば、新しいパソコンを買わなければいけないというのが、一般的な認識です。実際は、新しいＯＳだけを購入し、今まで利用していたパソコンにインストールする事で利用できるものだったのですが、ＯＳ自体の価格が高い事、またパソコンメーカーがそういった使い方を想定しておらず、アップテートした時に不具合が出るとユーザーの自己責任であったため、一部の詳しい人だけが行う手段でした。

今回のWindows 10については、マイクロソフト社の今後の営業方針にも関わる理由があり、現在Windows 7以降のＯＳを利用している人には積極的にWindows 10に移行するよう働きかけが行われます。

7月29日以降、パソコン利用時には頻繁に「Windows 10へのアップグレードのお勧め」が表示される事でしょう。