昨日ご連絡いただいたお客様、前日の雷雨の後からパソコンの電源が入らなくなったそうで…。
電源タップやコンセントの口を替えてみてもダメ、全くパソコンが反応しないとの事からメーカーさんへの修理依頼をおススメしました。
「落雷の後からパソコンが起動しない」「雷雨の後からインターネットに繋がらない」というお問い合わせはたくさんあります。
状況を詳しく伺うと、皆さん「雷でパソコンが壊れる事がある」という知識はお持ちのようなのですが、いかんせん対処方法がちょっと違っていることが多いようで…。
今回のお客様も「雷が鳴り出したので電源は切った」とおっしゃられていましたが、それだけでは充分ではないのです。
落雷による高電圧の電流は、ケーブル類を伝って各種機器に到達し、壊してしまうのです。
なので、電源をOFFにした、だけではあまり意味は無く、ケーブル類を抜くという作業が必要になります。
パソコンの電源ケーブルはもちろんの事、LANケーブルまで抜いておけば万全です。
もちろん、パソコンだけでなく、ルーターやONUなども影響を受けますのでこれらも電源ケーブルは抜いておきましょう。
ちなみに、ONUやADSLモデムなど、レンタル品が落雷で壊れた場合には、大抵の回線事業者は無料で交換してくれます。ただし、交換に時間がかかる場合もあり、数日インターネットが使えないという事も考えられます。
これらの機器は電気屋さんなどで販売しているわけではないので、「今すぐ使いたいから自分で買いに行く」という手段がとれません。ご注意ください。
もちろん、パソコンや通信機器だけでなく、テレビや冷蔵庫なども状況は同じです。家にいる場合にはできるだけ電源を抜くようにしましょう。テレビの場合はアンテナ線も外すと万全です。
さてご自宅に居るときはケーブルを抜けばよいですが、不在時に落雷があった時にはどうしようも無いですよね。
そんな時には「雷サージ付電源タップ」を使用すると良いでしょう。
電源ケーブルからの高電圧の逆流を防いでくれます。
ただし、こちらもある一定の電圧までしかカットできませんし、電源ケーブル以外からの進入は防げません。
機器が増えて電源周りの収集がつかなくなってしまった…というような方はぜひ、この機会に「雷サージ付タップ」の導入とあわせて整理してみると良いですね。
なんだか自分では手に負えないよー!という方は、当社でお手伝いもいたします。
お気軽にご相談ください。
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